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新設備 ISO-BARのご紹介

最終段階の調整も終え、みなさんにやっとご紹介できるようになりました。

もったいぶっていたわけではありませんが、この8月に導入する新設備はISO-BARという名のグルーマシンです。

img1.gif

段ボールの板を作る装置は”コルゲートマシン”といわれる複数のユニットの集合体です。
ただし、それらのユニットは何かひとつでも欠けたら段ボールの板を作ることはできません。
コルゲートを一つの機械という捉え方をしても問題はありません。

その中で、グルーマシンというのは先に出来上がっている片段(1枚の紙に中芯が段成型された状態で接着されたもの)の段頂に糊を塗る機械です。
この機械を通過した後に、箱にしたときの化粧面となる表ライナーと片段は接着され一枚の板へと加工されていきます。

しかし、このグルーマシン直後には糊を熱してゲル化(ぐじゅぐじゅしたゼリー状になることをいいます)させたうえで接着、乾燥させるための熱盤を通過させねばなりません。
この熱盤が問題なのです。
グルーマシンで塗布された糊をゲル化→接着、乾燥にもっていくためには、160~180℃という熱が安定的に必要となります。
ですが、紙は本来 繊維質を水で溶かしたものを絡み合わせて抄き上げたものなので、この高温であぶられてしまうと水分は蒸発し、繊維の絡み方も変化しはじめ急速に劣化してしまうのです。

当社では(多くの段ボールメーカーさんも同じだと思いますが・・・)長年にわたって ”糊には熱が必要⇔紙には過剰な熱は禁物”という大きなジレンマの中で苦しんできました。

そんな中で登場したのがこのISO-BARです。
このグルーマシンは塗布する糊を極めて薄くするうえに、安定した膜厚で変動巾を小さくすることで糊全体に対する必要熱量を大きく下げることができるようになったのです。

iso-bar_different.jpg

当然ですが、それは糊の消費量を減らし、熱源であるボイラーの燃料である重油の削減をもたらします。
エコという点でも注目すべき価値を持っているのです。

ところが、この機械は日本初お目見えというレアな品物。
皆様に堂々と発表できるまで検証に時間がかかったというわけです。
もちろん、現在でもこのISO-BAR導入に向けて、技術面であれこれと社内では喧々諤々の議論を続けております。
一部にはノイローゼ気味といえる人も現われる始末・・・。

それでも、ここまでこぎつけられたのはメーカーである㈱イソワの磯輪社長をはじめ営業、技術面のフォローあってのことです。
プロジェクトチームの方々には、これ幸いとあれこれお願いしちゃっても快く対応していただき、なにやら得した気分も味わいながら進んでいます。
この場をかりて 心からの感謝・・・。

㈱イソワ:http://www.isowa.co.jp/index.html

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