

米国アマゾンのベストセラー1位になったという噂の「FREE」を、やっと読みました。
結構前から読み始めたのですが、読み終わるのに2週間位かかってしまいました。
こんなに時間がかかる本は久しぶりです。
内容としては、普段、何気なく使っているgoogleやWebNews、Linux、価格.com、オンラインゲームなど、無料サービスが、何故成立できるのかを、学術書っぽく説明しています。
そういえば、昔、検索エンジンをYahooからGoogleに乗り換えた時に、「この検索エンジン、広告もないのに、どうやって稼いでいるんだろう?」と大いに疑問に思ったものですが、その後、「Googleはキーワードを売っている」と聞いた時に、何となく納得した気になって、それ以上、考えませんでした。
現在、Googleは、ユーザーがどんな検索行動をとるのか、どんなコンテンツに興味があるのか、マーケティング情報を企業に販売しています。
GoogleのユーザーとGoogle系無料ソフトは増え続けているので、情報も多彩に、より正確になっていきます。
ふ~ん、という感じですね。
そして、ここが多分、ポイントだと思うのですが、
「実体のある製品もデジタル製品も、時と共に安くなる。しかし、実体経済は、フリーにはならない。都度、コストが発生するから。しかしデジタル経済は、コストが限りなく0に近いため、最終的にフリーになる」
CDに音楽を入れて販売していても、今は、直ぐに無料データが流出します。
ならば発想を変えて、初めから無料データを配布して、それよりも付加価値のある製品を販売する(例えば、高音質やCD特典、着うた)などの戦略が必要、という風に解釈しました。
ありがたい事に、ダンボールのように実体製品を扱う我々には、関係ない?かもしれません。
350頁もあるので、他にも色々と書いてあるのですが、興味深いところとして、インドア派の若者が増えている件についても記述されていました。
前述の通り、「若者は、実体経済が無料にならない事が分かっている。だから無料のデジタル経済に時間を使う。」
なるほど。確かに当然かもしれません。
ちなみにこの本、タイトルはFREEですが、価格は1800円もします!高い!英語版はフリーでダウンロードできるらしいですが、、、ヨメマセン。
フリーを餌にして、有料版を高く売る。
米アマゾンで1位なら、絶対、全世界で売れますものね。ナルホド。。。
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