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先日、ある製紙会社の方から聞いて、疑問に思った事です。
ダンボールの製造に使う板紙は、何枚かの紙を貼り合わせて1枚の紙にする「多層抄き」と呼ばれる紙です。
これは、ダンボール用の紙として厚みを出すため、機能性を持たせるため、コスト削減などのために行っています。
例えば3層の紙を作る場合、真ん中の安い紙を綺麗な紙でサンドイッチしたりしています。
その際に、コーンスターチを使って層間を貼りあわせるのですが、これがどうも不思議で。。。
コーンスターチを糊として使う場合、熱を加える事でデンプン粒が水分を吸収し膨潤→デンプン粒が崩壊→糊化という工程をたどらなければいけませんが、板紙で使うコーンスターチの糊化率を聞いたところ、「5割位じゃないですかね」とのご回答。
う~ん、ダンボール製造で糊化率50%だったら不良品(貼合不良)です。糊としての強度が足りませんので。
製紙会社さんでは、紙力増強剤を添加し、軽くて強い板紙を作ろうとする流れがありますが、紙力増強剤の多い紙は吸水性悪くダンボール製造に向きません。
コーンスターチの糊化率を高める取り組みが、業界全体の為にいい事のような気がするのですが。
(文章中に間違った情報がありましたら、申し訳ありません)
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