ダンボール製造メーカ 恵那ダンボール三代目

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ダンボールの話をしてみます

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本日はダンボールの値上げについてのお話をしてみます。
新聞紙面でも掲載されておりますが、11月1日から、ダンボール原紙の価格が上がります。
上げ幅キロ当たり8円。
各製紙メーカーが続々と値上げを表明。
昨年10円の値上げと合わせると、合計18円の値上げとなり、ダンボールケースの価格転嫁をさせていただけないと、存続できないダンボール会社ばかりになります。
さて、今回の値上げ、前回の値上げとは事情が異なります。
双方ともアジア、特に中国が影響しているのですが、
前回は古紙の価格がどんどん上がってしまい、赤字の製紙会社さんばかりになってしまいました。実際、廃業する会社も出ました。
海外のバイヤーが日本の古紙を買い付けに来る為、古紙の値段が上がってしまいました。
それ故の10円の値上げ。
さて、今回の8円値上げはどうでしょう。
各製紙会社さん、「自助努力の限界」と発表されていますが、それは減収している会社が使う言葉ですよね。
実際は、今期、昨対40%の増益をしながらの、値上げ表明。
実は、海外のバイヤーの狙いは、日本の古紙から日本のダンボール原紙に移っています。
現在、日本から古紙を中国へ輸出しようとした場合、複雑なライセンス手続きを踏まなければならず、量も限られます。
海外のバイヤーが、日本のダンボールメーカーよりも高い値段でダンボール原紙を購入している状況が続いています。
もっと海外に売った方が製紙会社さんは儲かりますが、我慢して国内に出荷しています。
ダンボール原紙のアジアへの輸出量は増え続けています。
世間の方はご存じないと思いますが、日本のダンボール原紙は不足してきています。寸法が揃わなかったり、納期遅延など。。。
このままでは、日本の資源が海外に流れていってしまう。
ですから、「海外のバイヤーと同程度の価格で買ってください」というのが今回の値上げです。
赤字の会社しか値上げしてはいけないのでしょうか。
状況を世間にきちんと説明するのが、真摯な姿だと、個人的に思います。
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