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2019年ダンボール古紙について

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昨年、「何故、ダンボールの価格が上がるのか」という事で、テレビ局の取材を受けました。
お客様から色々と反響をいただきました☆その際はありがとうございました。
非常に分かりやすく編集していただいたのですが、その際にカットされてしまったお話を一つ。
一昨年のキロ10円のダンボール原紙値上げに続き、昨年11月より更にダンボール原紙がキロ当たり8円の値上げが実施されております。
主な原因はダンボールの原材料である古紙の高騰にあります。
その古紙が、2019年、下落する可能性があります。
では、ダンボール原紙の価格が下がるのか、ダンボールの価格は下がるのか。
残念ながら難しいです。
それは、ダンボール古紙が高騰している理由、下落する理由にあります。
中国政府は、米中の経済戦争以前に、「リサイクル品に混ざるゴミの輸入禁止」の方針を打ち出しています。
中国国内の環境問題は深刻になっていて、政府としても対応せざるをえない状況です。。
この方針のおかげでアメリカ、ヨーロッパの古紙が中国に入らなくなり、ゴミのない日本の古紙が高騰しました。
更に中国政府は、「一切の古紙の輸入禁止を2020年までに行う」方針を出しています。
こうなると、日本の古紙にゴミが入ってなくても、輸入できなくなります。
その結果、2019年中にダンボール古紙が下落する可能性がある、という事です。
しかし、日本のダンボール古紙が買えなくなった中国はどうするか。
今度はダンボール原紙をそのまま購入する事になります。
ダンボール原紙を安く買い叩こうとすれば海外の商社に獲られてしまいます。

少し話は変わりますが、世界的に古紙の流れが変わってしまったのは、リサイクルの流れの変化があります。
今までは中国が分別されていないプラスチックもゴミ入りの古紙も、まとめて引き取って中国内で埋め立ててくれていました。
これが2017年、「今後、海外のゴミ捨て場を請け負うつもりはない」と宣言しました。
「混ぜればごみ、分ければ資源」という言葉が日本では使われていますが、分別が徹底している国は日本とドイツくらいです。
(他にもあったらすみません)
自分が子供の頃は、日本もここまで分別していませんでした。
分別が進んだのは、この数十年の進歩です。ですから、他の国でも出来るはず。
先進国を名乗っている国々に、分別の方法、システムを提供していくことで、世界は少し良くなると思うのですが、いかがでしょう。
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