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プラスチックのリサイクルとダンボールのリサイクル

また、あまり目を向けたくない現実として、今まで日本は処理しきれないプラスチックを海外に輸出していましたが、中国はじめ、アジア各国で環境規制が強くなり、プラスチックの処理が出来なくなってきました。
昨今、海外の影響で、ダンボールの古紙の価格が乱高下しているのも、ダンボール自体というより、ダンボール古紙の中に混ざってしまっているプラスチックごみが影響しています。
さて、テレビなどを見ていると、「プラスチックをもっと、国内でリサイクルすれば、環境にいいね!」と言っている方がいるので、リサイクルについて、考えてみたいと思います。
BANBO.JPG
こちら、ダンボールのリサイクルマークです。
古紙として回収されたダンボールは、再び、ダンボールとなって戻ってきます。
皆さんが、想像する通りのサイクル(回転)だと思います。
ダンボールは木の繊維から出来ており、溶かせば、また繊維に戻ります。
PURA1.JPG
こちらは、プラスチックのリサイクルマークです。
プラスチックというのは、また、同じプラスチックになって戻ってきているのでしょうか。ほぼ、NOです。
先日、プラスチックのリサイクルセンターでリサイクルの仕方を教えていただきました。
そもそも、一言で「プラスチック」と言っていますが、プラスチックには代表的なものでも、PP、PE、PET、ABS等があります。
ここに化学薬品を加えて、賞味期限を延ばすフィルムを作ったり、熱に強い製品を作ったりしています。
回収されたプラスチックは、色々な素材を含んだ状態で溶かされて、再生プラスチックになります。
PURAPURA.JPG
ですから、ほとんどのプラスチックはサイクル(回転)はしていません。別のプラスチックに生まれ変わり、最終的には燃やすか埋められます。
プラスチックメーカーの中には、これを問題視して、リサイクルしやすい、単一素材を推進しているメーカーさんもあります。
現在、プラスチックは本当の意味ではリサイクルされていないと思います。
私は紙業界の人間ですが、だからと言って、プラスチックの代わりを紙が代用できるとも思いません。
因みに植物由来のプラスチックのリサイクルについて、前述のリサイクルセンターの方にお話を伺った所、「ただでさえ、色んな素材が混ざっていて困っているのに、植物由来のものが入ったら、再生プラスチックの品質がどうなるか分からない」とのことでした。
先ずは、プラスチックと一括りに言うのを止めて、PP,PE,PETなど正式名称で呼ぶようにすれば、リサイクルの道も開けるのではないでしょうか。
PURA3.JPG
一部業界では、既に細かくマークを分類しています。
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