提案事例

省スペース化を実現し効率的に梱包したい

テーマ:省スペース化を実現し効率的に梱包する

お客様の抱える問題点

現状(改善前)・・・・・抜いただけの状態で納品

現状は、購買部の方のダンボール製品の大幅な値下げ要求があり、写真①のような方法で納品してコストダウンに協力していました。 納品時は、抜いたままの状態で結束しているのでコンパクトですが、組仕切りの組み立てには写真②のような作業が必要になるため、非常に時間がかかり、梱包作業性が悪い状態でした

*ダンボール製品コストは安いが、作業コストが高くつく。

恵那ダンボールからの提案

改善提案1


組仕切りを組んだ状態で納品しました。

得られた効果

組んだ状態でお客様に納品することにより製品コストは上がりましたが、作業面で前段取りとして組仕切りを組む作業がなくなったため、作業コストは比較的改善されました。 しかし、納入荷姿が嵩張ることから、お客様がT自動車メーカーの指導を受けていることもあり、新たに工場内でのダンボール在庫が問題になり始めました。

新たな課題として在庫スペースが増えないように、尚且つ、よりコンパクトでより作業性の良い商品を納入するよう求められました。

改善提案2


コンパクトで仕切りパットと一体になった組仕切り(カミコン)

得られた効果

写真⑤のような仕切り板と組仕切りを一体型にすることで、個装箱に仕切り板と組仕切りを入れてから部品を詰めていた作業が、前工程で簡単に詰め作業を終えて梱包工程へ送る事が出来るようになり、梱包作業時の落下破損などが無くなり利便性が上がりました。 部品の送り先の作業者からも「今まで一つずつ箱から取り出していたものを、一段ずつ取り出せるようになって便利」という評価を頂いています。 また、パットと一体型のため在庫管理もしやすくなり、尚且つ、写真⑥のような納入方法をする事によって納入荷姿もよりコンパクトにする事が出来ました。コスト面でも作業性が飛躍的に改善されたため、ダンボールのコストUPはある程度認められました。

今回の改善商品「カミコン」については弊社の得意先であります

会社名 株式会社オカベカミコン
住所 〒489-0976愛知県瀬戸市井戸金町338

の協力のもとに改善されたものです。