環境方針

基本理念

恵那ダンボール株式会社は、人と人の繋がりの中で欠かす事のできない物流・包装材を通じ、地球環境に貢献できるよう、脱石油を目指した製品作りに取り組みます。

環境に対する考え

ずっと以前から、CO2排出量によって、地球は温暖化しているという指摘はありましたが、あまり話題に上がる事はありませんでした。しかし、2007年映画「不都合な真実」以降、地球環境に対する意識が国内でも盛り上がり、地球環境に貢献するのは人として当然の事だという意識に変わってきました。環境負荷の高い企業は、存在意義を問われる時代かと思います。
私たちの会社では、日々、ダンボールを生産しています。ダンボールは、「リサイクルの優等生」と呼ばれ、いかにも環境によさそうなネーミングで呼ばれています。実際、ダンボールの古紙利用率は92.6%(2005年日本紙工業発表)と非常に高く、他の包装資材に比べて、環境面で優れているのは間違いないと思います。しかし、私たちは、自社の工場で多量の重油と糊(コーンスターチ)を消費している事を知っています。そして、ダンボールの材料(板紙)を生産する製紙工場でも多量の重油、石炭、ガスが消費されている事も知っています。これらが解決しない事には、ダンボールは真に環境に優しい包装資材とはいえないかもしれません。私たちは、次の世代に、ダンボールを「持続可能な未来」の為の包装資材として使ってもらいたいと考えています。
古紙利用率の高いダンボールは、非常にいい位置まで来ていると思います。日本において、生産→消費→回収のインフラは既にほぼ完璧に整っていることは、素晴らしい事です。後は生産におけるCO2量の削減です。板紙の生産については、製紙会社各社が素晴らしい活動を始めてみえます。植林、間伐材使用によるカーボンニュートラルや、バイオマスボイラの導入、バイオエタノールの開発、太陽光発電利用など。
自社では、ダンボール製造におけるCO2排出量を削減していき、最終的には排出量0を目指していきたいと思います。その為の第1歩として、2009年8月、新グルーマシンを導入、重油、糊量を年間で20%削減します。これは、環境に対する我々の取り組み、投資であり、価格競争の為の設備ではありません。お客様には、同程度の価格であれば、環境負荷の少ない、我々の製品を選んでいただきたいのです。

未来のために、恵那ダンボールが出来ること・・・
恵那ダンボールの今後にご期待とご支援の程、よろしくお願いいたします。