三代目’s BLOG

日本のタカラ

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現在、ダンボール製品の原価は上がり、製紙会社、ダンボール会社共に苦境の最中にあります。
この10数年、ダンボール業界は、国際商品となってしまった古紙の価格の乱高下に悩まされております。
日本の古紙は分別がきちんとされているため、海外メーカーが買い付けに来ているのです。
さて、先日、ダンボール業界団体の方の講話を伺いました。
その中で古紙の話をされておりました。
「日本の古紙が高い値段で海外に売れるのは、国民がきちんと分別しているお蔭。何故それが、一部の業者の利益だけになるのか。政府は輸出規制をすべきではないのか」という内容でした。
なるほど。輸出が増えれば、日本の古紙は高騰して業界全体が困り、ダンボールの価格が上がれば、結果、国民全体の不利益になります。
日本国民がきちんと分別をした結果、国民の使うダンボールが高くなるのだとすれば、残念な事です。
ダンボール古紙はゴミではありません。政府にも日本の宝として取り扱っていただきたいものです。
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