三代目’s BLOG

20年経って思う事

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本日もお客様まわりをさせていただきました。
今年の経営課題で、どこの会社さんからも聞くのが、やはり「人手不足」
何しろ少子化の影響が大きいわけですが、その原因っていうのが、団塊ジュニア世代である、私たち40代前半の人間たちが子供を作っていない事が主因なのだそうです。
うぅん、思い当たる節はあるのですが。何だか、我々世代の責任にされるのは納得いかないですね。
今さら、過去に戻る事も出来ないので何を言っても仕方ないのですが、20年前を思い出してみます。
私が大学を卒業する頃、世の中はデフレの嵐。
不景気な上、人口の多い世代だったので、就職できない学生が溢れ、最低賃金でサービス残業を強いる企業が横行しました。
(私が以前お世話になった会社はきちんと残業代を払ってくれる会社でした。念のため。)
私も同期の仲間と一緒に「オレ、今月で残業100時間越え6か月目突入~っ!」とか自慢しあっていました。
中には月に200時間以上残業していた強者もいました。
これ!原因はこれです!
人口の減った今になって、残業の規制に取り組んでいますが、
20年前、一人の人間に100時間も200時間も残業をさせなければ雇用は必ず増えました。
しかし、政府は企業が人を雇いやすいように、より安く人を雇えるようにしてしまった。
イイモノ、イイコト、イイヒトをより安くというデフレループです。
なので、今の日本が抱える少子高齢化問題を、我々の世代の責任にされても嫌だなぁという事と、これからどうするかという事です。
我々、就職氷河期世代の人口は1689万人、うち非正規で働く人は369万人。失業率は分かりません。
この世代の「就職氷河期世代支援プログラム」というのが内閣府から発表されています。
内容を見ると、う~ん、こりゃキツイ!
対象の方の自主性に任せますよという内容。
求職者が覚えたいと思うスキルがあれば出来るだけ手助けしますよ、相談に乗りますよという事です。
40過ぎて、役に立つかどうかも分からないまま勉強するのはキツイです。
企業側から、「求職者に求めるスキル」を具体的にリストアップさせて、それを重点的に勉強してもらうべきです。
職業訓練してもらう事を条件に雇用契約するとか。
尚、恵那ダンボールが求めるスキルは、
・中型免許
・電気取扱者
・エネルギー管理士
・公害防止管理者
・アーク溶接作業者
等、のいずれかの資格を持つ方、随時、募集中ですー。
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