三代目’s BLOG

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

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「もしも徳川家康が総理大臣になったら」が10万部を超えるヒット、という事で読んでみました。

なんか、凄く真面目な経済本かと思って構えていたら、意外にもライトな内容でした。経済学の話や専門用語なんかは全くなく、3時間程度で読めました。

歴史上の偉人が沢山登場しますが、日本史を真面目に勉強してこなかった私にも分かるよう、何をやった人か、ざっくり説明付きです。

さて、題名の「徳川家康が総理大臣に」って、何のたとえかなと思っていました。

「徳川家康のような考え方の人間が総理になったら」という意味かと思っていたら、もうそのまんま、徳川家康本人が総理大臣に就任してしまう、というトンデモ設定から話がスタートします。現代のAI技術とVR技術を使って、徳川家康はじめ、歴史上の偉人を現代に復活させ、政府の要職につけて、現代の問題を解決して行く、というストーリーです。

「何じゃ、これは。経済本っていうより、まるでおとぎ話か、小説じゃないか」と思って表紙を見直してみたら、「ビジネス小説」って書いてありました~っ、すみませんー。

小説として、面白く読めました。坂本竜馬をはじめ、偉人が現代で大活躍する様は爽快です。異世界ものが好きな方にもオススメかもしれません。