次代に必要とされる組織を目指して

菅内閣、もうすぐ終わってしまいますねーっ！

という事で、菅政権のブレーンとして、「成長戦略会議」に参加しているデービッドアトキンソンさんの本を購入してみました。デービッドアトキンソンさんの本を買うのは、３冊目です。

この人の書く本は、総じて中小企業の経営者に厳しい意見が多いです。耳の痛い内容が多いですが、仰る通りの事が多いので、思わず読んでしまいます。

日本の生産性が、先進国の中で最下位レベルだというのは、周知の事実になってきましたが、「生産性向上！生産性向上！」と言って、企業は１時間で作れる製品の数を競っています。

この本では、「日本の経営者は値段を上げる努力をしていない無能な人間ばかり」と言い切っています。

いや、すみません。実にその通りです。

ただ、思うのです。何故、世の中には異常な低価格の製品が出回っているのかな、と。最低賃金守ってる訳ないじゃん、と。何で取り締まらないのかな、と。

今回の疫病で、企業救済の為に、多額の税金が投入されていますが、元々、納税していない会社を税金で救う必要あるのかな、と。コロナ以前から年金や社会保険料、消費税を滞納、未払いの会社は数多あります。ルール破っていようが、一律で救済してしまうのはおかしいです。

過去の納税額を還付する形で企業救済してもらいたい。同じルールで戦ってこそ、自由競争と生産性向上があると思っています。

次の首相になる方は、企業にルールの順守を徹底させる、厳しい方になって欲しいですが、、、人気出ませんかね。