三代目’s BLOG

知性は一人では生まれない

未分類

新聞で紹介されたいた本を読んでみました。「知性は死なない」、與那覇 潤(よなは じゅん)著

愛知県の大学准教授であった作者が、病気によって読み書きも出来ない状況から復帰していく過程を描いています。

闘病記であったり、政治批判であったり、大学の理想像、国家、あるいは哲学であったりと、内容は多岐に渡るというか、論点が突然切り替わるため、こちらの感情がついていくのが大変な本でありますが、著者がボードゲームや話し合い等、他者との関わりの中で自分を取り戻していくのが印象的でした。